みなさんはデリケートゾーンの悩みはあるでしょうか。
悩みを抱えているという方の中で多いものが「黒ずみ」に関することとなっているのです。
デリケートゾーンの黒ずみに関してですが、セルフケアや皮膚科での治療が考えられます。
そこで今回は、それぞれについて考えていきたいと思います。
ざっくり説明♪
デリケートゾーンの黒ずみ解消は皮膚科とセルフケア、どっちがいいの?
まずはセルフケアでのアプローチについて考えてみましょう。
第一に思い浮かべられるのは専用ジェルや石鹸・クリーム類を使用することではないでしょうか。
セルフケアでのメリットとして考えられるのは、やはり費用を抑えやすいということでしょう。
金銭的に負担がかからない方法がベストだという方には良い方法ともいえるでしょう。
さらには、こうした製品の中にはトライアルや保証制度を導入しているものもありますので、さらに安心して利用していただけるかとも思います。
「安全・即効性・効果」を重視するなら皮膚科がおすすめ!
市販の場合には医薬品ではありませんから、濃度が皮膚科のものと比較をすると薄いことや重度の状態ともなると理想の状態になりにくいということもあるでしょう。
皮膚科の場合ですが、濃度が濃いものをとりれながら解消していきますのである程度の高い効果を期待できるでしょう。
もちろん、医師が直接判断してくれますので肌トラブルの可能性なども低く、万が一の際にも迅速な対処が期待できます。
難点として考えられるのは、保険適用ではないという事です。
治療費に関してですが、クリニックによって多少の差はあるものの、5万円から10万円ほど費用が掛かることが多いでしょう。
上記2つのどちらが良いかという事に関しては「個々の考えによる」といえるかもしれません。
皮膚科で受けれる黒ずみ治療法は4種類あります!それぞれご紹介♪
デリケートゾーンの黒ずみ治療は、気軽に始められる治療薬から、大がかりな外科手術まで幅広くあります。
それぞれ長所や短所がありますので、もし皮膚科で黒ずみ治療を受けるなら、黒ずみの状態や、費用、治療法のデメリット等にも目を向けて慎重に選ぶ必要があります。
皮膚科では主に、4つの黒ずみ治療法がおこなわれていますので、ご紹介していきます。
レーザー治療
デリケートゾーンの黒ずみ治療に使用されることが多いのが「QスイッチYAGレーザー」、「メドライトC6」といった医療用レーザー機器です。
レーザー治療の特徴としてはメラニンを除去する効果が期待できるレーザーを照射する、肌の表面からメラニンのみを除去することが出来る、弱いレーザーを何度も当てることでメラニンを除去するので痛みが少ない、1度ではなく数回治療を繰り返すことでデリケートゾーンの黒ずみを消すことが可能です。
皮膚科に通院する必要がありますが体にメスを入れずに肌に蓄積されたメラニンをレーザーで除去して黒ずみを徐々に薄くするといった治療方法です。
ケミカルピーリング
ピーリング剤とは肌の皮膚の表面部分の不要な角質を剥がす為の塗り薬です。ピーリングをすることでガサガサとなり分厚くなった肌をキレイにすることができ、肌を柔らかくする効果があります。
また、角質を除去することで肌のターンオーバーを促進する効果が期待できるので、デリケートゾーンの黒ずみに対しても有効です。
ちなみに塗るだけで肌の不要な角質を剥がし落とす塗り薬をケミカルピーリング剤といって黒ずみ治療に皮膚科で処方されます。塗るだけでピーリング効果があるのでデリケートゾーンといった繊細な部位は強くこすらずに済みます。ピーリングにより肌のターンオーバーを促進することでメラニンを排出することが出来ます。
治療薬
皮膚科でのデリケートゾーンの治療で最も定番なのがハイドロキノンといった治療薬です。ハイドロキノンにはメラニンの生成を抑制する、メラニンの色を元に戻す効果があるので黒ずみの予防、改善効果が期待できます。皮膚科で処方されるハイドロキノンは効果が強く美白化粧品などの何倍モノ効果があると言われています。
あとデリケートゾーンの黒ずみ改善治療薬としてトレチノインも使用されます。
効果としては肌のターンオーバーを促進する、ハイドロキノンの浸透をサポートする働きがあり、メラニンを体外に排出することが出来ます。ハイドロキノンの浸透を高める効果があることからトレチノインはハイドロキノンとセットで処方されることが多い黒ずみ治療の定番の塗り薬と言えます。
ちなみにハイドロキノンは市販されていますが、トレチノインについては国内では市販されていません。だから皮膚科で処方してもらわなければ手にいれることが出来ない薬と言えます。
手術(大陰唇縮小術・小陰唇縮小術)
基本的にデリケートゾーンの黒ずみの治療に手術を勧められることはほとんどないと言えます。定番の治療方法は塗り薬(ハイドロキノン)での治療で外科的処置を希望する人にはレーザー治療で対応するのが一般的です。
ですが少ないといってもデリケートゾーンの一部を切除する手術が勧められる場合もあります。
それはどんなケースかと言えば大陰唇、小陰唇が肥大している場合、さらに肥大した陰部の一部が常時下着などに擦れてしまうといった場合、また肥大が原因となり慢性的に黒ずみが出来やすい状態になってしまっている場合です。そんなケースでは他の方法で黒ずみを治療しても再発率が高いので原因をなくす為には陰部の肥大自体を除去するしか方法がありません。だからそんな場合は手術を行うことになります。
黒ずみ手術のメリットとデメリットについて
デリケートゾーンの黒ずみ治療で手術をするケースはほとんどなく小陰唇が肥大している場合に限られます。つまり少々特殊なケースのみと言うことが出来ますし手術によってデリケートゾーンの黒ずみを除去する方法だとIラインの黒ずみ限定となります。Iラインというのはつまり性器の周辺の黒ずみだけということになり、性器周りの形成手術を行い黒ずみを物理的に除去することになります。
ですが小陰唇が肥大している場合は他の治療方法で黒ずみを除去してお根本的な原因改善にはならないので再発を防ぐためには小陰唇が肥大を手術で取り除くしかありません。
メリットとしては専門医のアドバイスを聞くことが出来る、事前にきちんとカウンセリングがあるので安心感が違います。それと手術での黒ずみケアの最大のメリットは黒ずみが消えるまでにかかる期間が短いことと黒ずみを確実に消すことが出来る点です。比較的効果が早いと言われるレーザー治療でも数回レーザーを当てる必要がありますし、治療薬やピーリングはさらに期間がかかります。短期間で黒ずみ解消となると手術に軍配が上がりますし、あと自分では対処が難しいデリケートゾーンのケアもきちんとしてくれる点をメリットとして挙げることが出来ます。
デリケートゾーンの黒ずみを手術で消す場合のデメリットは医者といっても他人にデリケートゾーンを見せなければならない点です。その事を恥ずかしいと感じる人は多いですし、その為に市販の薬などでセルフで対策をする人も少なくありません。あとデリケートゾーンの黒ずみ治療の手術は保険が適用されないので基本的に高額な治療費がかかるのもデメリットと言えます。またクリニックによってもかなり費用が異なるのでサイト等で費用を確認した上でクリニックを選ぶ必要があります。さらに手術というからには体にメスを入れるので痛みがありますし、また場合によっては体を傷つける恐れがあります。
自分に合った方法で実践しよう
今回はセルフケア・皮膚科治療双方の黒ずみに対するアプローチを考えていきました。
それぞれについて詳しく知り、自分自身が満足できる方法を取り入れていきましょう。