肘・膝の黒ずみはハイドロキノンで解消!失敗しない使用方法と選び方

肘・膝の黒ずみはハイドロキノンで解消

「肌の漂白剤」とも言われているほど高い効果が期待できるハイドロキノン。確かに肘や膝の黒ずみにも効果が期待できる物質ではあります。

しかし使用方法を守らないと、肌に炎症を起こすなどの副作用のリスクもあります。
使う際には正しい使用方法を理解するようにしましょう。

ひじ・ひざの黒ずみ解消にハイドロキノンが効くってほんと?

肘や膝の黒ずみの原因はメラニン色素が過剰に分泌されるなどして肌の中に溜まってしまったことが一つ考えられます。メラニン色素は通常ならば肌の新陳代謝とともに排出されていきますが、新陳代謝が正常に行われなかった場合にはそのまま沈着してしまいます。

肌はこすったりひっかいたりすることによって刺激を受けると、メラニン色素を生成して体を守ろうとします。黒ずみだけでなくシミなどの原因として、悪い印象があるメラニン色素ですが、実は体にとっては必要な成分です。

日常の中で肘や膝をこすってしまう場面はたくさんあります。デスクワークなどをしているとクセで肘をついてしまったり、机に接触している肘に力を込めてしまうこともあります。仕事の中で膝を床につくことの多い人もいることでしょう。

人は体の中でかゆい場所があると無意識にひっかいてしまうものでもあります。こうしてこすったりひっかいたりすることによって自然に肌が黒ずんでしまいます。

黒ずみを解決するためにはたまってしまったメラニン色素の排出を促すのが一般的です。

しかしハイドロキノンはさらに強い効果を発揮します。メラニン色素を還元するだけでなく、肌の中でメラニン色素を生成するメラノサイトそのものを破壊します。

メラニン色素がなくなり、メラノサイトが破壊された肌は確かに白くなります。美白効果だけでなく黒ずみにも効果があるというのは確かです。

しかし「漂白剤」という表現が使われるほど、ハイドロキノンは高い効果を発揮する反面で副作用のリスクもあります。使用する際には正しい用法を守らなければなりません。

ハイドロキノンはどこで入手したらいいの?

◆ハイドロキノンの入手方法は主に3つ
  1. 皮膚科などで処方してもらう
  2. 市販の化粧品で配合しているものを使う
  3. 海外から輸入する

ハイドロキノンが入った塗り薬などを処方してくれる皮膚科などもあります。特に美容を専門に取り扱っているクリニックなどに相談すると入手できるかもしれません。

高い効果の反面副作用の心配もあるハイドロキノン。専門の知識を持った医師によって処方されればまだ安心して使用できます。もし何らかの副作用が出て肌トラブルを引き起こしてもすぐに対処してもらえるでしょう。

病院でのハイドロキノンの処方は保険外治療です。健康保険が使えず、自費で診療してもらうことになります。

薬局などで販売されている化粧品などにハイドロキノンが配合されていることもあります。しかしこちらは配合できる量が限られているためあまり効果が期待できない場合があります。

特に知識のない人が使用しても副作用が出ない量しかハイドロキノンが入っていません。クリニックで処方される薬ほどの効果がありません。値段が高いこともあるのでコスパが悪いとも言えます。

海外から輸入するのはおすすめしません。ハイドロキノンは欧米では多く使用されていますが、国によっては人体への使用を禁止しているところもあります。使用濃度の基準も国によって異なるため、日本人が使用すると副作用を引き起こすリスクが高まります。

海外製のハイドロキノン入りの薬及び化粧品は濃度が濃すぎることがあります。濃ければ濃いほど、確かに効果も期待はできます。しかし同時に副作用を引き起こす可能性も高まります。

日本国内で安全にハイドロキノンを使用するのであれば専門の知識を持った医師に処方してもらうのが一番です。多少コスパが悪くてもじっくり治していきたいのであれば市販のものを使いましょう。

ハイドロキノンを使用する際の注意点

「肌の漂白剤」と言われるほど高い効果が期待できるハイドロキノン。しかし「漂白剤」という表現の通り、肌への負担も大きなものになります。使用する際には副作用に注意するようにしましょう。

敏感肌やもともと肌が弱いという人は使用しないことをおすすめします。炎症などの原因になりかねません。また必要以上に長期間使用すると白斑などを引き起こします。

ハイドロキノンの正しい使用方法【ひじ・ひざの黒ずみ編】

メラニン色素を破壊し、メラノサイトに作用するハイドロキノンは肘や膝の黒ずみ改善に効果があります。

しかし使用する際には正しい使用方法を守らなければなりません。できるだけ医師の診断のもとで使用するようにしたいものです。

ハイドロキノンを使用していく過程で黒ずみは確かに改善します。一方で肌の光老化を促進することもあります。黒ずみ対策のために肘や膝に塗っていたら、たるみが目立つようになってきたという口コミも目にします。

逆にシミができやすくなってしまうことも考えられます。肌への刺激が強すぎるため、刺激から身を守るために過剰にメラニンが生成されてシミとなって現れてしまいます。

まとめ

確かにハイドロキノンは強い美白効果を発揮してくれます。「肌の漂白剤」と言われるほどです。生成したメラニンを破壊し、メラノサイトにも作用していきます。そのため黒ずみ対策にも効果があると言えるでしょう。

しかしあまりにも高い効果があるため、肌への負担も大きくなります。肌に負担をかけすぎると、副作用を引き起こし、かえって逆効果である場合もあります。

使用する際には正しい使用方法を守るようにしましょう。専門の知識を持った医師に処方してもらうのが無難です。万が一何かあってもすぐに対処してもらえます。

市販の化粧品などを使用する場合も使用方法を守ってください。クリニックなどで処方されるものほど効果は出ませんが、じっくりと黒ずみを改善していくことができます。

使用の制限がされている国もあるほど、高い効果を発揮する反面副作用のリスクもあるハイドロキノン。黒ずみ対策に確かに効果はあるかもしれませんが、使用の際は注意が必要です。