肘・膝の黒ずみは「尿素」でケアできる?効果やメリットデメリットをご紹介

肘・膝の黒ずみは「尿素」でケア

半袖のワンピースや膝丈のスカートを履いたときに気になってしまう「黒ずみ」。どうにかしてすっきりきれいにしたいという時は尿素の力を借りるのが効果的だってご存知ですか?尿素のパワーできれいな肘と膝を見せましょう。

きれいでかわいい服を着て、メイクも脱毛もばっちり!なのに鏡を見たら膝や肘の黒ずみが気になってしまう…。なんて人は多いと思います。でも肘や膝の黒ずみは毎日お風呂できれいにしてもなかなかきれいにはなりません。

黒ずみ対策としてよく聞かれるのは「尿素」を使ったケアの方法です。尿素の配合された黒ずみ対策アイテムはたくさんありますが、どうして尿素が効果的なのかご存知でしょうか?
そこで今回は、尿素がなぜ黒ずみに効くのか、デメリットは無いのかなどの基本的な情報のほか、尿素クリームでおすすめの商品をご紹介していきたいと思います。

膝・肘の黒ずみに悩んでいる人はぜひ読んでみてください。

肘や膝の黒ずみ解消に「尿素」が効果的って本当?

肘や膝の黒ずみをどうにかしたい!と思ったときよく言われるのは「尿素」を配合したクリームを使うという方法です。ですが、尿素を使ったクリームは実際のところ黒ずみに特化した成分とは言いにくい点があります。

尿素はそもそも、古い角質を落とし柔らかくする効果が期待できる成分ですので直接黒ずみに作用するわけではありません。

では、どうして黒ずみには尿素が良いという認識が広まっているのでしょうか?
実は尿素には黒ずみ自体に作用する効果はなくても、黒ずみを予防したり黒さを軽減させる効果が期待できます。つまり、日頃のケアとして尿素を取り入れることで美しい肌を保つことができるのです。

そもそも尿素ってどんな成分なの?

尿素とは、有機化合物の一種でありもともと人体にある成分です。尿素という名前を聞けば、排泄物の尿を思い浮かべるかもしれませんが、尿の成分に尿素が使われているというだけで、別に汚いものではありません。

尿素は、肌の保湿には欠かせない存在でハンドクリームにはよく使われており、ドラッグストアなどで見かけたことがある人もいるでしょう。化粧品のほかにも、肥料などにも活用されており、私達の身の回りで活躍している成分なのです。

尿素が黒ずみに効くと言われている理由としては、尿素が固くなった皮膚を柔らかくしてピーリング効果を出せる所にあります。古い角質を剥がすことによって、色素が沈着した皮膚をいっしょに落としてしまうという方法になります。
しかし、尿素だけでは黒ずみを落とす力が少々弱くなっているので、他の成分と一緒に使ったほうが効率的だと言えます。

肘・膝の黒ずみ解消に効果的!尿素配合クリームおすすめランキング

黒ずみ解消に効果的な「尿素入り」の黒ずみ解消クリームをご紹介します。

【 1位 】 ケラチナミンコーワ

ケラチナミンコーワ

尿素クリームの中でも有名なのはやはり「ケラチナミンコーワ」でしょう。ジャータイプの容器でたっぷり使うことができ、コストパフォーマンスも抜群です。尿素の配合率も20%と高めで、他にも肌の潤い成分などが配合されている基本的な尿素クリームと言えるでしょう。

【 2位 】 資生堂 尿素10%クリーム やわらかスベスベクリームN

資生堂 尿素10%クリーム

ドラッグストアでもよく見かけるクリームで、チューブタイプ・ジャータイプと選ぶことができるので使い勝手が良いことで人気です。無香料なのでクリーム独特の匂いが苦手という人におすすめです。また、使い心地もさらっとしているので、クリームを塗ったあとの不快感もありません。

【 3位 】 メンソレータム やわらか素肌クリーム

メンソレータム やわらか素肌クリーム

尿素20%に加えて、ビタミンE誘導体や角質を柔らかくする成分、抗炎症作用のある成分などを配合しており、皮膚トラブルに優しいクリームです。伸びがよくしっとりと肌を潤わせることができます。価格が安く、いろいろな場所で購入できるので手にしやすい成分として人気です。

尿素成分で黒ずみケアするときの注意点

尿素クリームを使う上で気をつけたいポイントは4つです。

使いすぎないこと

尿素は角質を取り除く効果があるのですが、現在ぼろぼろになっている肌に尿素を与え続けてしまうと、新しい角質ができる前の弱い状態を続けてしまう事になります。

その状態でさらに尿素を与えれば、肌を傷つけるだけになってしまうので、炎症がひどくなってしまうだけでなく、肌本来のバリア機能もなくなってしまいます。そうなると、黒ずみの悪化、シワ、乾燥肌など別の肌トラブルが発生してしまいます。

そのため、尿素クリームを使うのは、数日に1回程度に抑えておくようにしましょう。

気にならない所には使わない

尿素クリームは古い角質を取ってくれるということで、ついついいろいろな箇所に使ってしまいがちです。ですが、特に乾燥の無い場所に尿素クリームを使ってしまうと、逆に肌荒れをしてしまう可能性もあるので注意です。

顔や粘膜の部分には使わない

尿素クリームはその効果がとても強いので、顔や粘膜部分には強く作用しすぎてしまう可能性があります。特に顔は、普段からメイクやスキンケアを行って刺激が多く与えられています。

そのため、尿素クリームを顔に使ってしまうと、常時強い刺激を肌に与えている事になってしまい、負担がとても大きくなってしまいます。

そうすると、刺激によって大きな肌トラブルが発生し、ひどいときは炎症になる場合もあります。そのため、どのような理由であっても、尿素クリームを顔や粘膜部分に使用しないようにしましょう。

10代の使用は控える

10代までの若い肌の場合、何もしなくてもターンオーバーが活発になっていますので、ここに尿素を加えてしまうと、必要な角質まで取り去ってしまいます。健康な肌に尿素はNGだということを知っておくことで避けられるトラブルがあります。

まとめ

尿素クリームは店頭でもネットでも気軽に購入することができるアイテムです。そのため、普通の保湿クリームなどと同じように取り扱ってしまいがちになっているのですが、それによって思わぬ肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。

尿素クリームの特性をよく知って、理解して使うことでそういったトラブルを避けた正しい効果を得ることができるのです。注意点をよく守ることが一番の正しい使い方です。