オシャレをしたい! と思った時、特に夏場……脇の黒ずみが目立ってしまって困るという人もいるでしょう。
ノースリーブはもちろん、袖口が緩めのデザインだった場合、ちょっとした拍子に脇が見えてしまうことがありますから、今現在悩んでいる人にとっては、できるだけ早めに、少なくともシーズンを迎える前に、何としても治しておきたいところですが……。
脇の黒ずみは皮膚科で診察、治療してもらえるの?
皮膚科での治療は、基本的には可能です。一般皮膚科・美容皮膚科(美容外科)のどちらかで診てもらうことになります。
ただし、一般の皮膚科では受け付けていないところもありますので、直接問い合わせるか、ホームページを確認する等で、脇の黒ずみを診てもらえるか確認しておきましょう。
【一般皮膚科】
いわゆる皮膚病などの治療を主とする病院です。
こちらの場合、先述のように脇の黒ずみ治療は行っていないこともあり、行っていたとしても美白作用と角質を剥がす作用のある塗り薬を使った治療が多いので、重度の黒ずみには美容皮膚科のほうがよいでしょう。
【美容皮膚科】
その名の通り美容に特化した皮膚科で、治療方法についてもいろいろ揃っており、レーザー治療などその状態に合わせた対応が可能です。
ただし費用面では、一般皮膚科よりも高めに設定されている病院が多く、特に症状が重くない黒ずみの場合は、一般皮膚科のほうが安く済むことがあります。
皮膚科での脇黒ずみの主な治療方法と料金
通院を考え始めると、いったいどのくらいの治療費になるのか、予算面について気になるところかと思います。
実は、黒ずみの治療は保険適用外(保険が効かない)が一般的です。
さらに同じ“皮膚科”でも、一般皮膚科と美容皮膚科では、料金に差があることはご存知でしょうか?
一例として、塗り薬(ハイドロキノン・トレチノインの2種類使用)による治療でその差を見てみましょう。
【ハイドロキノン(5g分)】「肌の漂白剤」と言われるほど美白効果が高い塗り薬です。
一般皮膚科…2000円前後~3000円前後
美容皮膚科…2000円前後~6000円前後
【トレチノイン(5g分)】角質を剥がし肌のターンオーバーを促す塗り薬です。
一般皮膚科…2000円~3000円程度
美容皮膚科…2000円~8000円程度
この薬代に診察料が加わり、薬は処方された分だけ、診察を受けた分だけ、足し算をしていく形になります。
その他、美容皮膚科で行われている治療では、
【ケミカルピーリング】ピーリング剤を塗り角質を取り除く方法です。
1回につき4000円~8000円程度
【レーザー治療】肌にレーザーを当ててメラニン色素を破壊する方法です。
1回につき10000円~20000円程度
このような治療法があり、どちらも繰り返しの通院が必要となります。
なお、この料金はあくまでも一例です。皮膚科によって体制が違いますので、実際の料金は通院予定の皮膚科に直接確認をとるようにしてください。
脇の黒ずみ治療でおすすめな皮膚科をご紹介!
ここでは、東京にある皮膚科を幾つかご紹介していきます。
【椿クリニック銀座院】(中央区銀座)
塗り薬(ハイドロキノン・トレチノイン)やレーザー治療など、幅広い治療法を揃えた美容クリニックです。ホームページからカウセリング予約をとることも可能です。
【マグノリア皮膚科クリニック】(渋谷区渋谷)
こちらも塗り薬はもちろん、ケミカルピーリングやレーザー治療なども行っています。キャンペーンなども行われていますので、そういった機会を利用するのも良いでしょう。
【秋葉スキンクリニック】(千代田区外神田)
一般皮膚科・美容皮膚科のどちらも取り扱っているクリニックです。
女性の皮膚科専門医がいるので、女性ならではの悩みも気軽に相談できます。
自分の都合に合わせて検討してください
以上、皮膚科でも黒ずみ治療が行えることがわかっていただけたと思います。
ここでは東京都内の一部しかご紹介していませんが、全国各地にたくさんのクリニックがありますので、ご自分の都合などもあわせて検討してみてください。