ハイドロキノン・トレチノインは脇の黒ずみ解消に効果的?入手方法やメリットデメリットは?

気になる脇の黒ずみをなんとか解消させたいと悩み人は多いはず。そんな人にとって、少しでも黒ずみに効果があるというものはぜひ知りたいのではないでしょうか。
そこで、ここでは脇の黒ずみに効果的なハイドロキノンについてご紹介します。ハイドロキノンはどういったもので、どこで手に入るのでしょうか。そのメリットやデメリットも共に見ていきましょう。

脇の黒ずみ解消に効果的!ハイドロキノンについて

ハイドロキノンとは「肌の漂白剤」とも呼ばれることのある成分です。シミや黒ずみの原因であるメラニンの生成を抑える働きのほか、メラニン色素をつくる細胞メラノサイトそのものを減少させるという作用があります。
その美白効果はビタミンCやプラセンタの10倍以上ともいわれ、美白コスメにこのハイドロキノンが含まれていることも多いそうです。

脇の黒ずみ対策としてぴったりですよね。
基本的に皮膚の炎症などは起こらず、よほど高濃度のハイドロキノンを使用しない限り、肌への悪い刺激はありません。シミや黒ずみの改善と予防が同時にできるため、ケアに使用するにはピッタリな成分でしょう。

ハイドロキノンはどこで手に入るの?

シミや黒ずみの改善と予防が同時にできる、と聞くとそれは何としても試してみたくなる人が多数だと思います。しかし、どこで手に入るのでしょうか。ハイドロキノン配合のコスメが多いと言われても、ピンときませんよね。

ネットで「ハイドロキノン配合」と検索してみると、たくさんの商品が出てきます。ネット通販でも簡単に手に入るので、自分に合っていそうな商品をじっくりと選ぶこともできます。

しかし、そもそもハイドロキノンは化粧品に配合するのは難しいと言われていたりもするので、きちんとしたメーカーのものではないと少々不安です。また、日本でのハイドロキノンの濃度は5%が上限で、販売されている商品も4%が最高レベルですので、覚えておきましょう。
メーカーやその信頼度にも注目しながら選ぶといいと思いますよ。

ハイドロキノンはトレチノインとの併用で更に効果UP♪

トレチノインとは、アメリカで古くからシワやニキビの治療薬として使用されてきた成分です。
皮膚の古い角質を剥がしてターンオーバーを促しますので、皮膚科などで肌の若返り治療にも用いられます。強制的に剥がすものではなく、ケラチノサイトという表皮を生成する細胞を刺激し、分裂や増殖を促して、肌を生まれ変わらせるという効果があります。

ハイドロキノンという成分は、肌に浸透しにくいという弱点があります。
そのため、メラニン色素に届きづらく、ハイドロキノンだけを使用していても、効果が表れるまでにかなり時間がかかるのです。その弱点をカバーできるのがトレチノインなのです。
トレチノインのターンオーバー促進でハイドロキノンを浸透させ、かつ、強すぎる刺激で肌に色素沈着を起こさせることを防ぐという相乗効果が期待されるのです。

ハイドロキノンのメリット・デメリット

ハイドロキノンのメリットは、なんといっても強い美白効果です。同じように美白効果がある成分と比較してみても、その違いはダントツと言われています。ハイドロキノンにはメラニン色素の生成を抑制させる働きと、メラニン色素の元になるメラノサイトを減少させる力があるので、消えにくいニキビ痕やシミにとても強いのです。

また、メラノサイトだけではなく、チロシナーゼという酵素にもハイドロキノンは作用します。チロシナーゼはメラニン色素を酸化させ、黒く変色させるとても迷惑な存在です。
しかし、ハイドロキノンならばこのチロシナーゼが悪さをするのを防いでくれるため、メラニン色素が酸化しにくくなるのです。このように、黒ずみに高い効果があるところがハイドロキノンのメリットと言えるでしょう。

では、デメリットはどんなものがあるのでしょうか。
ハイドロキノンには、肌荒れ、白斑、紫外線による弊害といった三つのデメリットが指摘されています。肌荒れはなんとなくわかりますよね。ハイドロキノンは基本的に皮膚炎を起こさないとされていますが、体質による個人差もありますし、パッチテストは必要です。

白斑はどうでしょうか。これは、もともとの肌よりも白い斑が出来てしまうというものです。
また、ハイドロキノンを使用した直後は紫外線から肌を守るバリアがなくなってしまいます。こんな状態で日焼けなどをすると、いつもよりも肌に強い刺激がおこり、シミやそばかすがひどくなってしまう危険性があり、注意が必要です。

脇黒ずみへの強い効果を期待するならハイドロキノン!

ハイドロキノンはメラニンの生成を抑え、メラノサイトを減少させるという作用がある成分で、黒ずみにとても強い効果をみせます。トレチノインと併用すると相乗効果により、より効率的に効果が発揮されます。市販の美白化粧品に含まれているほか、皮膚科で処方されることもあります。その高い美白効果はメリットですが、副作用のデメリットもあるので注意が必要です。