デリケートゾーンの黒ずみが気になる。そのような方も多いようです。
とはいえ、果たして自分自身の女性器が黒いのかどうかと聞かれると曖昧な方もまた多いのではないでしょうか。
そこで、ここでは平均的な色やチェック方法さらにはケア方法などについて考えていきたいと思います。
ざっくり説明♪
デリケートゾーンの平均的な色が知りたい
デリケートゾーンの平均的な色とはどのようなものになるのでしょうか。
答えから言えば「人によって異なる」という事が言えるのです。
そう聞くと、答えになっていないという方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、視点を変えてくると分かりやすいと思います。
例えば、地肌について考えてみましょう。
生まれつき色が白いという方から、黒味がかかっているという方や茶色身が強いという方までいろいろでしょう。
このことは、肌色ばかりではなく女性器の色においても言えることなのです。
ですから「普通」の基準が違うという事になります。
とはいえ、はっきりとした色を知りたいという声もまたあるかもしれません。
判断方法としましては「自分の肌より少し茶色い程度」が普通と考えて良いでしょう。
なぜかというと、女性器の場合、月経時に使用をするナプキンさらには日々着用をしている下着の摩擦などで若干黒ずみが出てしまう。
これが一般的なのです。このことから「少し茶色い程度」がその普通のガイドラインといえるでしょう。
年代別!デリケートゾーンの色に関する悩み度合い
女性のデリケートゾーンに関する悩みは20代から年を追うごとに悩みの色が濃くなっていきます。特に多いのはニオイに関する不満ですが、その次に多いのが色についての悩みです。
各年代におけるデリケートゾーンの色についてのお悩みを見ると、各年齢における体の事情が見えてきました。
自分のアソコが嫌いと答えた割合が10代に比べ倍になってしまう20代。実に44%の20代女性が自分のアソコに不満を持っているというアンケート結果が報告されています。この原因は20代から増えてくる「おりもの」にあります。
10代の成長期を抜けて成熟した体となった証拠でもあるおりものですが、デリケートゾーンの悩みの種になっているのも事実。
ニオイの他に「かぶれ」や「かゆみ」を引き起こします。かぶれをケアせずに放って置いたり、かゆみのある箇所を掻くと肌にダメージを与え、結果として肌が黒ずんできます。ある日チェックすると、以前よりもデリケートゾーンが黒ずんでいてショックを受ける20代女性も少なくありません。
20代よりもおりものの量が増えるケースが目立つ30代。20代では生理前にしか気にならなかったおりものの量が、排卵日が近づいてもナプキンが欠かせないようになる方もいます。
さらにホルモンバランスが崩れると生理の周期も短くなり、おりものに悩む頻度も増えます。
おりものトラブルの増加に伴ってデリケートゾーンの色も濃くなる傾向があります。この年代になると、デリケートゾーンの黒ずみは避けられない体のことと割り切って考える方がグッと増えてくるのが特徴です。
40代になると女性ホルモンの分泌量が継続して減っていきます。そのためおりものの量が減って、ムレの症状は軽くなります。ニオイも昔のような強さはなくなります。
しかし今度は乾燥に悩まされることになります。また、デリケートゾーンを殺菌する役目を担っていたおりものが減へったことで、雑菌の侵入を許すケースが増えます。その結果、デリケートゾーンが痒くなります。我慢できず掻いてしまうと黒ずみの原因になることも。
50代になると膣に痛みを感じる方が増えてきます。これは膣が乾燥することで起きる症状で、なかには自転車のサドルにまたがることもできないケースも。こうした症状が起きるのは閉経による女性ホルモンの減少が要因とされています。
デリケートゾーンの黒ずみも頑固なものになりますが、それを気にする方は次第に少なくなります。
閉経した方がほとんどになる60代の女性は、それまでに経験したデリケートゾーンの問題で悩むことは、ほとんどなくなります。しかし、デリケートゾーンの黒ずみについて気にしている女性は少数ですがいるようです。
後期高齢者にカウントされる年齢である70代。しかし百貨店をのぞくと生理用品を選ぶ70代の婦人を見つけることができます。ケアの内容はデリケートゾーンの黒ずみ対策というより健康に関するものが、ほとんどのようです。
デリケートゾーンの黒ずみレベルを自分自身でチェックしてみよう
具体的なデリケートゾーンの黒ずみセルフチェックについてご紹介します。
この部位の色味を確認していただきたいのです。
なぜ腕の内側なのかという点についてですが、腕の内側の皮膚は非常に肌が柔らかくそして薄い部分ともいえるのです。
ですから、デリケートゾーンと同じ程度と考えられているのです。
このことから、もともとの自分の肌色を確認していただきやすい部位であるというわけです。
腕の内側の色を見ていただき、その後にデリケートゾーンの気になる部分を見てみましょう。
もし、ケアを全くしていないという方においては比較をすると明らかに「真っ黒である」ということがいえるでしょう。
「多少の差程度だ」という場合には、大きな黒ずみもしくは黒住ではないと判断をしていただくことが出来るでしょう。
非常に簡単な方法となっておりますので、黒ずみで悩む前にまずはセルフチェックをしていただけたらと思います。
デリケートゾーンの色を明るくするための黒ずみケア方法
セルフチェックをしたうえで「黒ずみがやはり気になる」「黒ずんでいる」という場合、ケアをする方法についてここでは見ていくことにしましょう。
医療的な黒ずみ治療
まず最初に掲げるのが「医療的な措置」です。
いわゆる美容皮膚科を受診していただき医師の指導によって治療を進めていくという形になります。即効性が期待できる黒ずみケア方法ともいうことが出来るでしょう。
施術内容につきましては、レーザー治療・処方薬での治療となります。
特に、レーザー治療は即効性があるものも多く1回の施術で黒ずみが改善されたという方もいらっしゃるのです。
そして、処方薬に関しましては、トラネキサム酸を処方されることが多いでしょう。
これを粘膜以外の黒ずみ部分に塗布していただくという形になります。
これら医学的な治療法は確実性と即効性が高いものとは言えるのですが、実費診療となるために医療費としては高額なものになること。そしてある程度の時間が必要であるという事。
そして、副作用やダウンタイムなどが必要となるという事が考えられます。
カウンセリングなどをしっかり受けたうえで判断をしていただくがおすすめです。
専用のクリームや石鹸類を使用する
今では、デリケートゾーン黒ずみケア専用のクリームや美容液・石鹸などが販売されています。それらを使用していただくのも良いでしょう。
デリケートゾーンの黒ずみ専用ですので、敏感な部位でも安心して使用をしていただくことが出来るでしょう。
コスパという部分においても比較的に負担は少ないかとも思います。
継続的に使用をすることが大切になってきますので、即効性を求めるというよりも日々のケアによって徐々に改善させていくという事が大切です。
また、基本的には安心して使用ができる商品ではありますが、すべての方に対してというわけではありません。
肌そのものが敏感であるなどという方におきましては、使用前にパッチテストを実施していただくことをおすすめしたいと思います。
なお、粘膜部分には使用できないものもありますので注意が必要です。粘膜部分の場合には石鹸が安全であるともいわれています。
日々の心がけ
日々の生活からのケアを心がけていただくのも良いでしょう。
- 下着やナプキンの摩擦を極力抑える
- かみそりでの剃毛を避ける
- 栄養バランスを考えた食事や睡眠・ストレス発散を行う
(ターンオーバーを正常化させるため)
代謝率を高めるために適度な運動をするなどと言うのも体内からのアプローチとなりますので、時間はかかるものの効果も期待できますし安全で健康的なケア方法ともいえるでしょう。
デリケートゾーンの色を可視化?!「日本アソコ地図」ってなに?
女性が口にしにくいアソコの不安ごとを気軽に話せるようにというコンセプトのもと作られたWebサービスが「日本アソコ地図」です。おそよ1,600人のアクティブユーザーが登録していて、自身のアソコの色を投稿することで様々なデータ構築に貢献できます。
投稿されたアソコの色データは都道府県別に分類されます。これをもとに各都道府県別にアソコの色の平均を調べたり、ランキングを閲覧するコンテンツを提供しています。
色以外にも各エリアで女性が自分のアソコが好きかどうかを調べることができるなど、他では見られない内容が満載になっています。掲載されるデータを見ると各県民のアソコ事情が見えてきます。
例えば、アソコの色が最も薄いのは海外のユーザーとなっています。第2位が岩手県です。逆にアソコの色が濃いのは島根県民です。第2位は山口県ですから、山陰地方の食文化、性文化、環境などの要素にアソコを濃くする何かがあるのかもしれません。
ユーザーの本音が分かるデータとしては自分のアソコの色が嫌いな県民ランキングがあります。
具体的に何が嫌いなのかは分かりませんが、自分のアソコを一番嫌っている県民は佐賀県です。第2位は大分県、そして第3位は香川県です。意外にも、アソコの色が薄い傾向のあった西日本勢が表彰台を独占する形になりました。
もしかしたら西日本の男性はデリケートなアソコに関する話も臆せず口にするのかもしれませんね。大ぴらに話ことはできないけれど、誰もが興味を持っているアソコの話題をタップリ楽しめる日本アソコ地図。一度は目にしたいサイトですよ。