デリケートゾーンの黒ずみ洗い方や専用石鹸の選び方、おすすめ商品教えます

洗い方とケア

デリケートゾーンの3大悩みと言えば、「かゆみ」「臭い」「黒ずみ」でしょう。
どれか一つだけでも大変なのに、これが全部そろってしまうと周りの目線も気になって仕方がなくなります。
この悩みを解決するには、普段からのしっかりしたケアが必要ですが、具体的にどうすればいいのかわからないという声も聞きます。
ここでは、悩みを解決するための洗い方やケアの方法について取り上げていきます。

知ってるようで、知らない人が多いデリケートゾーンの正しい洗い方

デリケートゾーンの悩みを予防、解消するためにもデリケートゾーンの清潔感はとても大切です。デリケートゾーンの正しい洗い方についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.石鹸をしっかり泡立てる

泡立て用ネットを使用すると、泡立ちがよくなります。細部まで洗うために大事なところなので、しっかり泡立ててください。

2.やさしく、丁寧に洗う

ポイントとしては、

  • ゴシゴシこすらない!
  • 指の腹で洗う(爪をたてない)

やさしく、いたわりつつ、洗いたいところにしっかり指の腹を当てて、洗ってください。
陰部の肌はデリケートです。先述したとおり刺激に弱いので、力を入れて洗うことや、ナイロン製のタオルやツメでゴシゴシ洗うのはNGです。

3.やさしく洗い流す

ここでのポイントは、

  • 洗い流すときのお湯は35~37℃程度
  • シャワーで洗うときは弱めの水流で
  • やさしくこすって洗い流す

このように、「やさしく扱う」ことを忘れないでください。
洗い流すときにも刺激が強いのは、肌によくありません。

デリケートゾーンを洗ったあとは、たっぷり保湿してあげよう

洗ったあとの肌は、皮脂も洗い流されているので、乾燥しやすく潤いが失われています。肌が弱い人は、それが顕著に出ます。

特にデリケートゾーンの保湿は気をつけたいところで、必ず保湿クリームを塗るなどでスキンケアをしてください。おすすめはデリケートゾーン専用の保湿クリームです。
もし黒ずみ対策やニオイ対策なども同時に行いたい場合は、それに見合った成分が配合されているクリームなどもありますので、自分に合った商品を探してみてください。

デリケートゾーンってどこまで洗っていいの?

さて、いざデリケートゾーンを洗おうと考えたとき、「どこまで洗っていいの?」という疑問に行き着く人もいるでしょう。
結論から言うと、膣口の手前までを洗います。
人によっては膣内まで洗っているようですが、これは本来あまりやらないほうがいいことです。

膣内には、膣を細菌から守るための善玉菌が住んでいます。ヘタに洗ってしまうと、その善玉菌まで洗い流してしまい、悪い菌の繁殖を許してしまうことで、かえって陰部のかゆみや臭いをひどくしてしまいます。
どうしても洗いたい人には膣内洗浄用の商品があるので、そちらを検討し、正しく使うようにしてください。

意外とやりがち?デリケートゾーンのNGケア方法をおさらい

刺激を与える洗い方をする

デリケートゾーンはとにかく皮膚が薄くて敏感だし、近くに性器がありますから、優しく丁寧に洗わないといけません。
ニオイや黒ずみが気になるからとボディタオルでゴシゴシ洗ってしまうと、肌を傷めてしまいます。
また、熱いお湯で流すと必要な潤いまで奪われてしまって、肌荒れの元ですね。
手で丁寧に洗ってあげて、流す時にはぬるま湯を使うようにしましょう。

体用のボディーソープや石鹸で洗う

体用のボディソープや石鹸などは洗浄力が強くて、デリケートゾーンを洗うには刺激が強すぎます。必ずデリケートゾーン専用の石鹸を使って、肌に刺激を与えないのが大事ですね。

デリケートゾーンには、常在菌と呼ばれる菌類が生存しています。これらは、臭いを防ぐなど良い働きをしてくれる性質があります。ところがアルカリ性の石鹸では、メリットの多い常在菌まで洗い流してしまいます。
アンダーヘアを引き抜く

アンダーヘアが伸びてくるとチクチクするからと言って、毛抜きなどで引き抜いてはいけません。
肌への負担が大きすぎて毛穴までトラブルを起こしてしまいます。
ヒートカッターやトリマー、電気シェーバーなどを使って、肌を傷つけない方法でお手入れしましょう。

「黒ずみ予防・解消」に効果的なデリケートゾーン用石鹸の選び方


デリケートゾーンの黒ずみで悩んでいる女性は、意外と多いもの。ですが近年は、そんな悩みを解消できるデリケートゾーン専用の石鹸も多く販売されています。
そこで気になってくるのが、「どんな石鹸を選べばいいのか」ではないでしょうか。一口に石鹸といっても様々な種類のものがあるため、黒ずみの予防や解消に効果的な石鹸の選び方を紹介していきます。

「ジャムウ」が含まれているか

黒ずみにアプローチできる成分として、最もポピュラーな成分といっても過言ではないのが、ジャムウです。ジャムウはインドネシアで古くから親しまれている民間伝承薬で、複数のハーブなどを調合し作られています。このジャムウの最大の魅力は、色素の一種であるメラニンに働きかけることができるということ。そもそも黒ずみが発生する原因は、肌が摩擦などの刺激を受け、メラニンが大量に作られることから始まります。

増えたメラニンが色素沈着を起こし、それが黒ずみとなるのです。ジャムウにはメラニンの生成を抑制する効果があるため、ジャムウが配合されている石鹸を使い続けることで黒ずみ対策をすることができます。

保湿成分が豊富に含まれているか

黒ずみを解消したいのであれば、ターンオーバーを正常化することも必要です。ターンオーバーとは肌の生まれ変わりのことで、このサイクルが正常な状態であれば、メラニンの色素沈着も抑えることができます。そのためには、保湿成分が含まれている石鹸を選ぶことも重要。特にセラミドは保湿効果が高く、肌のバリア機能も高めてくれるので、メラニンが増える原因となる摩擦などの刺激からも肌を守ってくれます。

また、肌の弱い方は敏感肌用の石鹸をチョイスすることをおすすめします。デリケートゾーン専用の石鹸は弱酸性のものが多く、肌にやさしいものがほとんどですが、敏感肌の方は刺激になってしまう可能性もゼロではありません。洗浄力が強い場合、それが黒ずみを招くこともあるので、自分の肌に合った石鹸を選ぶというのも大切になってきます。

効果を重視するなら「ジャムウ」「ミョウバン」「アロエ」などが含まれるものを


デリケートゾーン専用石鹸としておすすめなのは、「ジャムウ」や「ミョウバン」、「アロエ」などの成分を含む商品です。特に、ジャムウの成分を含む石鹸は、黒ずみの元となるメラニン色素の発生を抑えてくれる効果があります。
2回~3回程度の使用ではあまり変化がないように感じますが、繰り返し使い続ければデリケートゾーンの黒ずみがそれ以上進むことを防いでくれます。ジャムウという名称は、日本人にはあまり聞き慣れないものですよね。

実は、ジャムウとはインドネシアで昔から作られる調合薬を指します。さまざまな用途に使えますが、お肌のケアやデリケートゾーンの黒ずみ解消にも効果があるとされています。

ミョウバンの持つ殺菌効果やアロエの持つ保湿効果などをプラスすることで、デリケートゾーンをしっとりと快適に保ってくれるでしょう。また、パパイヤの成分が含まれる石鹸も、黒ずみに効きます。

口コミで好評なデリケートゾーン専用石鹸も多いので、もっとも適切と思われる商品を選びましょう。

デリケートゾーンにおすすめな専用石鹸

デリケートゾーンのケア商品として人気の高い専用石鹸をご紹介します。
ぜひ一度お試しください。

イビサソープ

イビサソープ

イビザソープは、デリケートゾーン専用のケアソープです。デリケートゾーンは、下着や洋服で蒸れやすく雑菌の温床となりがちでにおいが気になる部分でもあります。イビザソープは、ブラジリアンワックスサロンが独自に開発し、においの原因となる雑菌をイソプロピルメチルフェノールの作用によって除菌していきます。

また、配合成分のグリチルリチン酸ジカリウムはデリケートゾーンを健やかに保ち、ニキビなども防ぐことができるのです。イビザソープは、皮膚の洗浄や殺菌、においとニキビを防ぐという作用が厚生労働省にも認められており医薬部外品として指定されています。

デリケートゾーンには安心できる素材を使いたいと感がる方も多いですが、イビザクリームは無添加にこだわりアルコールや香料、パラベンなどの添加物も使われていません。お子様から大人までが安心して使うことができるのです。

使用方法は簡単で、プッシュするだけで泡が出てきます。2、3プッシュを手にとってデリケートゾーンに泡で包み込むように優しく洗います。お湯で流すだけの簡単ケアでにおいや肌トラブルを防ぐことができるのです。

うるおうフェミニンウォッシュ

うるおうフェミニンウォッシュ

うるおうフェミニンウォッシュは、デリケートゾーンのにおいやムレなどのトラブルを防ぐことができるケアソープです。普通のボディソープでは、デリケートゾーンには強すぎる刺激になってしまうことがあります。

うるおうフェミニンウォッシュは弱酸性でできているため、デリケートゾーンに刺激を与えることなく綺麗に洗いあげることができるのです。保湿力に優れたシロキクラゲエキスやシルクエキス、ロイヤルゼリーなどが配合されているので肌を保湿しながら、健康的なデリケートゾーンに導いてくれます。

香りもティーツリーやラベンダー、オレンジのアロマオイルを使用しているので、バスルームでリラックスするのに最適です。抗酸化ボトルを使用しているので、使うたびにフレッシュなソープが出てくるので安心できます。
使用方法は、フェミニンウォッシュを泡だてネットで泡立てて、優しく丁寧にデリケートゾーンを洗っていきます。いつものボディソープで刺激を感じる方からも支持を得ているのが、うるおうフェミニンウォッシュです。

フェミデオ

フェミデオ

フェミデオは、コスパから満足度までデリケートゾーン石鹸のなかでも満足度調査で1位を獲得したこともある人気のデリケートゾーン専用ソープです。デリケートゾーンの気になるにおいや黒ずみ、乾燥対策までをトータルでケアすることができます。

においケア成分として、カキタンニンやチャ葉エキス、グリチルリチン酸2K、イソプロピルメチルイソプロピルメチルフェノールなどの有効成分が含まれており、デリケートゾーンを清潔に保つことで気になるにおいを断つことができるのです。

美容液などにも使われるビタミンC誘導体やアセロラ果実エキスなど美肌や保湿に優れた嬉しい成分が豊富に含まれているので、使えば使うほどデリケートゾーンを美しく整えていく効果が期待できます。

デリケートゾーンだけでなくボディ全身に使用できる無添加で低刺激の素材が使われており、泡だてネットで泡だてて優しく洗うだけでお手入れが完了します。においから黒ずみなどのお悩みを持つ女性の味方になってくれるのがフェミデオです。

コソアソープ

コソアソープ

プッシュタイプの容器に入っていて、携帯に便利なサイズです。ワンプッシュで泡立った状態で出てくるので、いちいち泡立てる必要がないのが便利です。
消臭抗菌・抗炎症作用・保湿・黒ずみ対策・除毛抑毛と、幅広く効果を発揮するよう、各種成分が配合されています。

コラージュフルフル泡石鹸

コラージュフルフル泡石鹸

持田ヘルスケアから発売されている薬用デリケートゾーン用石鹸です。こちらもワンプッシュで泡立って出てくるタイプです。
臭いの元である汚れや雑菌をすっきり洗い流し、原因菌の繁殖を抑制します。


コラージュフルフル 泡石鹸 300mL (医薬部外品)

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生理中のデリケートゾーン正しいお手入れについて

ナプキンなどはこまめに変える

生理中はとにかくデリケートゾーンが汚れやすいですから、ナプキンやタンポン、おりものシートなどはこまめに替えるようにしましょう。

長時間同じナプキンをしていると蒸れやすくなり、かゆみやニオイが強くなってしまいます。
生理前や終わりかけの時におりものシートを使っている場合でも同じですね。
経血や皮脂、汗などが付着したナプキンなどをこまめに交換してあげて、清潔に保つようにしましょう。

生理中はウエットシートで拭く

生理中のトイレに行った時はトイレットペーパーではなく、ウエットシートで拭くようにしましょう。粘度のある経血がアンダーヘアに付着しやすくなり、トイレットペーパーでは落とし切れないんです。無理にゴシゴシ拭くと肌を傷めてしまいますし、刺激で黒ずみを増やしたりかゆみがひどくなったりします。

ウエットシートならしっかり汚れを落とすことができますから、生理中は持参しておくと役立ちます。ウォシュレット付きのトイレなら、迷わず使うのがおすすめです。

デリケートゾーン専用石鹸で丁寧に洗う

汚れやすい生理中はいつも以上にデリケートゾーンを丁寧に洗ってあげましょう。ボディソープや普通の石鹸ではなく、デリケートゾーン専用石鹸を使うのがおすすめです。

殺菌や消臭効果が高く低刺激で肌を傷めませんから、生理中のケアにぴったりです。たっぷりと泡立ててあげて、肌や粘膜、膣の外まで手で丁寧に洗うのがコツです。
膣の中は自浄作用がありますから、外側を洗うだけでOKです。

アンダーヘアのお手入れをして減らしておく

アンダーヘアがないだけでも、経血や排泄物の付着を防ぐことができて、肌荒れやニオイの軽減につながります。
生理が来る少し前にアンダーヘアをしっかりお手入れしておいて、長さや毛量を減らしておくようにしましょう。
最近はアンダーヘアのお手入れをするのが当たり前になってきましたから、ヒートカッターや電気シェーバーなどを用意しておくと便利ですね。
お金と時間に余裕たあるなら、VIO脱毛してしまうのも手です。

デリケートゾーンの不衛生さが病気を招くことも…

蒸れや乾燥、恥垢の溜まりなど、デリケートゾーンの不衛生さは、雑菌の繁殖が起こりやすい環境を作り出しています。
これが思わぬ病気につながることもあります。
例えば「細菌性膣炎」は、細菌が膣内で異常繁殖してしまい、炎症となります。膣内は、正常時には酸性の環境に弱い病原体から守られるようにできています。ところが、疲労やストレスなどで免疫力が低下すると、その働きが弱くってしまうことで、普段は悪さをしなかった細菌が増殖し、細菌性膣炎を発症することがあります。

かゆみや臭い、オリモノの量が多くなったなど、何らかの異常な症状が出た場合は、病院(婦人科または産婦人科)を受診し、きちんと治療してもらってください。

まとめ:デリケートゾーンの清潔感は、衛生管理のたまもの

以上、デリケートゾーンの3大悩み「かゆみ」「臭い」「黒ずみ」の正体やケアの仕方について取り上げてきました。
簡単にまとめると、

  • 「かゆみ」「臭い」「黒ずみ」の解決は3つ一緒に考える
  • デリケートゾーンの不衛生は病気のもと
  • デリケートゾーンの清潔感は、普段の正しいケアから

デリケートゾーンの衛生管理は、日々の洗い方から保湿ケアまでがワンセットです。しっかりケアして、清潔で悩みのないデリケートゾーンを維持しましょう。