デリケートゾーンの処理は、女性にとっては“やって当たり前”という認識になって久しいこの頃ですが、この処理の仕方、皆さんはどのように行っているでしょうか?
方法としては、
- 自宅での自己処理を定期的にしている
- 脱毛して手入れの手間を省いている
こんな2パターンに分かれるのではないかと思いますが、それぞれ行う上で気をつけたい注意点や心がけたい点などがありますので、詳しくご紹介していきます。
ざっくり説明♪
アンダーヘアの間違った自己処理方法で、黒ずみを作ってしまっていませんか?
アンダーヘアの自己処理方法。代表的なところでは、「カミソリでジョリジョリ剃る」「毛抜きで抜く」方法を上げる人が多いです。
ですがこの方法、あとから手入れ跡が赤くなっていたり、かゆくなったりしていることはないでしょうか? これは肌に負担が大きくかかっている証拠であり、自己処理の手段としてはおすすめできません。
肌への過度な負担は、黒ずみの原因となるメラニン色素の活発化を促してしまいます。
例えばカミソリ処理による負担もその一つで、自分ではムダ毛だけを剃っているつもりでも、実は皮膚の表面も一緒に削っていて、肌を傷つけているのです。
また、プールや海へ行く時など水着になる前には、毛がビキニラインからはみ出ないように処理しますが、このときに処理の仕方を間違えてしまうと、カミソリ跡から雑菌が入って肌が炎症を起こすこともあります。
これが後に黒ずみの原因になることがあるので、正しく自己処理を行うことは、肌の美しさを保つためのポイントともいえるのです。
デリケートゾーンを自己処理するなら、電気シェーバーがおすすめです。
剃りあとが目立つことや、伸びてくるとチクチクする点などについてはカミソリとあまり変わりませんが、肌への負担は軽減できます。
また、VIO脱毛を考えている場合は、事前に毛を短く剃っておく必要があります。
その時の自己処理で肌を痛めては、肝心の脱毛ができなくなってしまうので、電気シェーバーでの正しい処理方法が必要になります。ぜひ覚えておいてください。
面倒くさい自己処理から解放!VIO脱毛のメリット
アンダーヘアの処理として、もう一つは「脱毛する」という方法があります。
黒ずみに対しての脱毛のメリットは、
- 自己処理の手間を減らすことができる
- アンダーヘアによる下着と肌の摩擦が減る
- デリケートゾーンの清潔な状態を保ちやすくなる
この結果、「肌への負担が確実に減る」ことが挙げられます。
肌の負担が減れば、メラニン色素が活発化しにくくなりますので、黒ずみの発生も抑制できるというわけです。
デリケートゾーンに黒ずみがあってもVIO脱毛できるの?
脱毛サロンや脱毛クリニックで採用されている光脱毛やレーザー脱毛の多くの機種は、毛の「黒い部分」に反応して、毛根に熱を加え処理する方法がとられています。
多少の黒さであれば脱毛可能なこともありますが、照射した光が毛に集中することができなくなってしまうため、せっかくの効果が低下してしまいます。
さらに、あまりにも肌が黒くなっている状態での光の照射は、炎症や火傷を負ってしまうことがあります。
実際に、日焼けした肌で脱毛サロンに行っても、その黒さの度合いによっては施術を断られることがあります。
脱毛サロンで扱っている機種がこれに該当している場合は、まずは黒ずみを解消した上で、脱毛サロンへ通うほうが効率的です。
黒ずみがあっても対応してくれる脱毛サロン
ここ最近では、黒ずみがあっても脱毛できるように開発された脱毛機器が登場しています。
通える範囲に以下の脱毛サロンの店舗があれば、そちらへ相談してみるのもいいでしょう。
ディオーネ
従来の脱毛器とは違い、今生えている毛はそのままに、これから生えてくる「毛の種」にアプローチするという、ハイパースキン法を採用しています。高熱の光は使用しないので、痛みもほぼありません。サロン店舗数は全国2位で、120店舗あります。
プリート
VIOの美白ケアと脱毛をセットにした複合コース「ハイジニーナ美白スキンコース」があります。両方を組み合わせることで、脱毛効果が上がるよう考えられたコースです。
店舗は「銀座店・新宿店・上野店・大宮店・横浜店」の5店舗あります。
逆に、VIO脱毛で黒ずみが解消されることはあるの?
脱毛した人の中には、「デリケートゾーンを脱毛したら、思っていた以上に肌が黒ずんでいてびっくりした!」という声があります。
これは、今まで毛に隠れて見えにくかったものが視覚化されたような状態ではありますが、正しく黒ずみケアをしていけば、次第に解消されていきます。
また、先述でもご紹介していますが、脱毛したことで下着との摩擦が軽減することや、自己処理の回数が減るなど、肌に刺激を与えやすい状況が少なくなります。
このメリットがありますから、アンダーヘアがたくさん生えていた頃に比べれば、黒ずみの解消はしやすくなるはずです。
VIO脱毛の注意点
「デリケートゾーンの皮膚は薄い」ということを忘れない
VIO脱毛の注意点として、「陰部の肌は特に敏感である」ということを念頭に置いてください。
他の部位に比べて皮膚が薄いこともあり、外部からの刺激を受けたことで乾燥しやすくなったり、炎症を起こしたり等、何らかの肌トラブルに見舞われやすい状況下にあります。
実は、脱毛の施術をすることも肌に刺激を与えていますので、脱毛した直後はしっかりと肌ケアをする必要があります。
これについての詳細は、後述でご紹介します。
掻きむしらない
これは上記とも関連しますが、かゆさに負けて肌を掻きむしってしまうと、それが刺激となり、黒ずみの原因になることもあります。
デリケートゾーン専用のかゆみ止めを使うか、冷たいタオルを患部に当てて肌を冷やすなどで対応してください。
脱毛の施術で黒ずみが起きることがある
稀な話ではありますが、脱毛の施術で光やレーザーを当てすぎて、小さな火傷を起こしてしまうことがあります。これが色素沈着となり、肌の黒ずみになってしまうことがあります。
万が一の場合は、施術を行ったサロンやクリニックに申し出て、相談してください。
脱毛後のデリケートゾーン黒ずみ対策
それでは、もう少し具体的な黒ずみ対策について取り上げてみましょう。
肌の新陳代謝(ターンオーバー)を整える
黒ずみケアは、まず肌の新陳代謝を整えることが基本です。
皮膚は、古いものから新しいものへと生まれ変わる新陳代謝が行われています。黒ずみがあるということは、肌の新陳代謝がうまくいっていないとも言えますので、これをきちんと整える必要があります。
- 生活習慣の見直し
- ビタミンCを摂る
もし、寝不足や運動不足、ストレスを抱えているなど、生活環境に乱れが生じているような場合は、新陳代謝がうまくいっていない可能性があります。
一度、現在の生活パターンを見直してみましょう。
ビタミンCには、メラニン色素の発生を抑える効果があります。
サプリメントやビタミンCを含む野菜や果物(アセロラ、赤ピーマン、黄ピーマン、レモン、柿、キウイフルーツなど)を、ほかの栄養素と一緒にバランスよく、積極的に摂るようにしてみましょう。
デリケートゾーンの黒ずみ専用クリームや石鹸を使う
デリケートゾーンの肌のために開発された専用クリームや石鹸があります。
美白成分や保湿成分に優れた商品が多数出ていますので、自分に合ったものを探してみるのもよいでしょう。
まとめ:美白と保湿を忘れない
以上、アンダーヘアの自己処理と、VIO脱毛による黒ずみ対策について取り上げてきました。
結論としては、
- 肌に刺激を与えると「黒ずみ発生」
- 黒ずみケアには美白と保湿
その名の通りデリケートな部位なので、肌への負担をいかに減らすかが鍵となります。
VIO脱毛で解決できるならそれに越したことはないですから、ひとまず脱毛サロンの無料カウンセルングを受けてみるなど、脱毛を検討してみるのもよいのではないでしょうか。