ちょっと恥ずかしい話になりますが、「股がかゆい!」と引っ掻き回してしまったことはあるでしょうか?
「あるわけないでしょ、失礼なっ!」という人も、もちろんいると思いますが、中には「このかゆみの正体は何?」と不安を覚えている人がいるのは確かです。
実はこのかゆみ、股の黒ずみとも関係があるというのはご存知でしょうか?
お股が黒ずみと痒みのダブルパンチ!・・・ど、どうして?!
股がカユイ。痒い。かゆい。
そんなこんなで、人がいないところを見計らって思いっきり掻きむしってしまいたい衝動にかられている人は、ちょっと我慢を。
まず、その痒みの正体を考えてみましょう。
【痒い→引っ掻く→黒ずみが……!】
股つまりデリケートゾーンは、名前のごとくデリケートな肌なので、なおさら影響が出やすいのですが、肌を引っ掻く行為は、肌に余計な刺激を与えているということで、それが肌ダメージとして残ります。
肌がダメージを受けると、肌を守ろうとしてメラニン色素が増え、肌に沈着してしまうと黒ずみとなります。これを「炎症後色素沈着」といいます。
ひとまずは、この痒みを何とかする必要が出てくるわけですが、その原因となっている“痒みの正体”を見極める必要が出てきます。
【股の場合の痒み】
他の部位の場合、痒みの原因は虫刺されやニキビ、ムダ毛処理、肌の乾燥といったものが多めです。
肝心の股(デリケートゾーン)については、
- 蒸れやすい
あせも(炎症)や汗の成分が、股の肌に刺激を与えた結果です。 - 菌の繁殖
(1) いんきん(白癬菌)
股が水虫にかかった状態です。水虫菌は蒸れやすいところが大好きなので、股もその対象になりやすいのです。(2)カンジタ膣炎
カンジタ菌はカビの一種で、体の抵抗力が弱ったときなどにかかりやすいものです。早期解決を目指すなら婦人科へ行ってみましょう。 - 下着などによる擦れやかぶれ
下着の素材が肌に合わなかった、サイズが合わない等、肌に負担のかかりやすい下着や服をつけている場合に起こりやすくなります。
以上のような場合が考えられます。
あとは、性病などのケースも考えられますが、万が一にも心当たりがあるようなら、念のためでもいいので婦人科に行くことをおすすめします。
お股の悩み【黒ずみ・痒み】の改善方法について
【痒みがひどい】
まずは、この痒みを止めましょう。肌に刺激を与えないためには、これが肝心です。
- 下着の素材を変えてみる
- 股擦れする服を着ない
- 保湿対策を行う
- 股を清潔に保つ
- デリケートゾーンのかゆみ専用クリームを使う
などのような対策をとってみてください。
【黒ずみ】
こちらはとにかく、肌のターンオーバーを促し、メラニン色素を薄くするための対策が必要です。その基本は、
- 保湿対策
- 美白対策
この2つになります。
入浴後など、肌ケアできるチャンスは有効に、上手に活用しましょう。
なお、軽度~中度の黒ずみは、デリケートゾーン専用の黒ずみ対策用クリームで、それでも改善が難しそうな重度の黒ずみは、美容皮膚科に相談することをオススメします(※黒ずみ治療は保険適用外です)。
まとめ:痒みが続いたら危険信号
以上、股の黒ずみと痒みの関係についてと、その対策をまとめてみました。
黒ずみを発生させないためにも、まずは肌への負担を考えて、とにかく痒みを取り除くことが大事なわけですが、その痒みが治まらず、ずっと続くようなら、念のためでもいいので一度病院で診察してもらってください。
結果何でもなければ安心できますし、逆に思いがけない病気が潜んでいることもあります。
股の痒みを診察してもらうことに抵抗を感じてしまう人もいるかもしれませんが、不安を抱えて下手な判断をするよりは、素直に専門家の手を借りる決断も、時には必要です。



